はじめに|片付けが苦手なのは「性格」ではない
「何度片付けても、すぐ散らかってしまう」
「きれいな部屋に憧れるけれど、どうしても続かない」
そんな悩みを抱えている人は、決して少なくありません。
そして多くの人が、「自分は片付けが苦手な性格だから仕方ない」と考えてしまいがちです。
しかし、実際には**片付けが苦手な人には共通する“考え方や行動のパターン”**があります。
つまり、片付けは才能や性格ではなく、習慣と仕組みの問題なのです。
この記事では、片付けが苦手な人に共通する特徴を具体的に整理しながら、
「なぜ片付けられないのか」「どうすれば無理なく改善できるのか」を丁寧に解説していきます。

片付けが苦手な人に共通する7つの特徴
1. 「あとでやろう」が積み重なっている
片付けが苦手な人の多くは、物を使ったあとにすぐ戻さず、
「あとでまとめて片付けよう」と考える傾向があります。
一つひとつは小さな後回しでも、それが積み重なると
・テーブルの上
・床
・ソファの上
と、少しずつ物が増えていきます。
結果として、「片付けなければならない量」が一気に増え、
やる気を失ってしまう悪循環に陥りがちです。
2. 物の定位置が決まっていない
片付けがうまくいかない大きな原因のひとつが、物の住所が決まっていないことです。
・鍵はその日によって置き場所が違う
・書類はとりあえず空いている場所へ
・使った物は近くに置くだけ
この状態では、「戻す」という行動そのものが難しくなります。
どこにしまえばいいか分からないため、結果的に出しっぱなしになるのです。
3. 完璧に片付けようとする意識が強い
意外かもしれませんが、真面目な人ほど片付けが苦手なことがあります。
「やるなら全部きれいにしなければ」
「中途半端は意味がない」
そう考えると、時間や体力が十分にない日は
「今日はやめておこう」となり、結局何も始められません。
完璧主義は、片付けにおいては大きなハードルになることが多いのです。
4. 捨てる基準があいまい
片付けが苦手な人は、物を手放す判断に迷いやすい傾向があります。
・まだ使える
・いつか使うかもしれない
・もったいない気がする
こうした気持ちは自然なものですが、基準がないまま残していくと、
物は減るどころか増え続けてしまいます。
結果として収納スペースが足りなくなり、片付けにくい環境ができあがってしまいます。
5. 片付けを「特別な作業」だと思っている
片付けを
「時間があるときにやるもの」
「気合を入れてやる大仕事」
と考えていないでしょうか。
この意識があると、日常の中で少しずつ整える習慣が身につきにくくなります。
その結果、散らかってから一気に片付ける→疲れる→続かない、という流れになりがちです。
6. 物を持つことに安心感を感じやすい
片付けが苦手な人の中には、
「物が多い=安心」
「何かあったときのために取っておく」
という心理が強い人もいます。
これは決して悪いことではありませんが、
その結果、使わない物まで抱え込んでしまうことがあります。
安心感と現実的な使いやすさのバランスが崩れると、片付けは難しくなります。
7. 片付けができない自分を責めてしまう
「また散らかしてしまった」
「自分は本当にだらしない」
このように、自分を責める気持ちが強い人ほど、
片付けに対して苦手意識を持ちやすくなります。
苦手意識が強くなるほど、片付けから距離を置いてしまい、
ますます状況が悪化してしまうことも少なくありません。
片付けが苦手でも問題ない理由
ここまで読んで、「当てはまることばかり」と感じた人もいるかもしれません。
ですが、これらの特徴は誰にでも起こり得るものです。
そして重要なのは、
片付けが得意な人も、最初からできていたわけではないということ。
片付け上手な人は、
・完璧を目指さない
・仕組みで散らかりにくくしている
・できない日があっても気にしない
こうした考え方を自然に取り入れているだけなのです。
今日からできる小さな改善ポイント
・「使ったら戻す」を意識する
時間をかけなくても、使ったあとに元の場所へ戻すだけで、散らかりにくくなります。
・物の定位置をざっくり決める
きっちり分類しなくても、「ここに戻す」と決めるだけで十分です。
・片付けは小さく始める
引き出し1つ、テーブルの上だけなど、範囲を限定すると続きやすくなります。
・できない日があってもOKにする
毎日完璧にできなくても問題ありません。
「やめないこと」こそが大切です。
私自身の体験から感じたこと
私も以前は、片付けがとても苦手でした。
「まとめてやろう」と思い続け、気づけば散らかった状態が当たり前になっていました。
ですが、片付けを特別な作業と考えるのをやめ、
日常の延長として少しずつ整えるようにしてから、
部屋が大きく乱れることが減っていきました。
片付けは、努力よりも仕組みと考え方が重要だと実感しています。
まとめ|片付けが苦手なのは変えられる
片付けが苦手な人には、共通する特徴があります。
しかしそれは、意識と行動を少し変えることで改善できるものです。
-
後回しにしない
-
定位置を決める
-
完璧を目指さない
この3つを意識するだけでも、片付けはぐっとラクになります。
まずは無理のないところから、少しずつ始めてみてください。
