
「片付けたい気持ちはあるのに、なかなか捨てられない」
「いざ始めても、何から手をつけていいかわからず止まってしまう」
そんな悩みを持つ人は少なくありません。実は、捨てられない人ほど最初に見直すべき“物の種類”を間違えていることが多いのです。
この記事では、捨てるのが苦手な人が片付けを進めるために、一番最初に見直すべき物と、その理由、無理なく手放すための考え方を詳しく解説します。
「全部いらない」と極端に捨てる必要はありません。
大切なのは、捨てやすいところから成功体験を積むことです。
なぜ「捨てられない人」は片付けが進まないのか
捨てられない人の多くは、意志が弱いわけでも、性格の問題でもありません。
片付けが進まない理由は、次のような共通点にあります。
-
思い出や感情と物が強く結びついている
-
「いつか使うかも」という不安が先に立つ
-
捨てる=悪いこと、もったいないという意識がある
-
完璧にやろうとして最初の一歩が重くなる
特に問題なのは、最初から難易度の高い物に手をつけてしまうことです。
思い出の品や高かった物から始めると、ほぼ確実に手が止まります。
だからこそ、捨てられない人には「順番」がとても大切なのです。
捨てられない人が最初に見直すべき物の考え方
片付けを成功させるために、最初に意識してほしいのは次の3つです。
-
感情が入りにくい物から始める
-
判断がシンプルな物を選ぶ
-
「捨てる練習」だと割り切る
この視点をもとに、具体的に見直すべき物を紹介していきます。
最初に見直すべき物① 明らかに使っていない消耗品
まず最初に取りかかりたいのが、使い切れずに残っている消耗品です。
例
-
期限切れ・古い洗剤や化粧品
-
使いかけの調味料
-
もらったまま使っていない試供品
-
固まったボンドやインクの出ないペン
これらは
-
使っていない
-
今後も使う可能性が低い
-
思い出や高額な価値がない
という特徴があり、捨てる判断が比較的ラクです。
「まだ少し残っているから…」と迷いがちですが、使われていない時点で役目は終わっていると考えてみてください。
最初に見直すべき物② 壊れている・機能していない物
次におすすめなのが、壊れている物・本来の役割を果たしていない物です。
例
-
壊れた家電
-
欠けた食器
-
ボタンが取れたままの服
-
片方しかない手袋や靴下
「いつか直すかも」と思って取ってある物ほど、長年放置されがちです。
しかし、今使えない物は、今の生活を助けていません。
修理する予定が具体的に決まっていないなら、一度手放す選択も立派な整理です。
最初に見直すべき物③ 数が多すぎる日用品
捨てられない人の家には、同じ用途の物が大量にあるケースがよく見られます。
例
-
マグカップが10個以上ある
-
エコバッグが引き出しにぎっしり
-
文房具が何本もダブっている
すべてを捨てる必要はありません。
まずは、
-
今よく使っている物
-
お気に入りの物
を数点残し、残りは一度見直すだけでOKです。
「全部必要」と思っていた物でも、実際に使っているのは一部だけ、ということはよくあります。
最初に見直すべき物④ 無料でもらった物・おまけ
捨てられない人が意外と溜め込みやすいのが、無料でもらった物です。
例
-
ノベルティグッズ
-
景品でもらった雑貨
-
お店の紙袋
-
冊子やカタログ
これらは「タダでもらったから」「使えるかもしれないから」と残しがちですが、
自分で選んでいない物は、使われにくい傾向があります。
使っていないなら、感謝して手放しても問題ありません。
最初に見直すべき物⑤ 情報として古くなった紙類
書類や紙類は、捨てられない人にとって大きな壁です。
しかし最初は、重要書類ではなく情報として古くなった紙から始めましょう。
例
-
期限切れのチラシ
-
読み終わったフリーペーパー
-
使わなかった案内状
-
メモの役目を終えた紙
「一応取っておこう」と思って残した紙は、ほとんど見返されません。
情報の鮮度を基準にすると判断しやすくなります。
思い出の物や高かった物は後回しでいい
捨てられない人がやりがちなのが、
「どうせやるなら全部一気に」と思って、思い出の品に手を出すことです。
しかし、写真・手紙・プレゼントなどは、最後で大丈夫です。
まずは
-
捨てても後悔しにくい物
-
判断が早くできる物
で「片付けても大丈夫だった」という感覚を積み重ねましょう。
捨てられない人が意識したい3つの考え方
① 捨てる=失敗ではない
使わなかったことは、当時の自分にとって必要だった経験です。
② 迷う物は「今使っているか」で考える
未来ではなく、今の生活を基準にします。
③ 片付けは一度で終わらせなくていい
何度も見直してOK。成長とともに基準は変わります。
まとめ|捨てられない人ほど「捨てやすい物」から
捨てられない人が最初に見直すべき物は、
思い入れの強い物ではありません。
-
使っていない消耗品
-
壊れている物
-
数が多すぎる日用品
-
無料でもらった物
-
古い情報の紙類
こうした物から手をつけることで、片付けは少しずつ前に進みます。
「捨てるのが苦手」なのではなく、
順番を知らなかっただけかもしれません。
無理せず、今日ひとつ見直すところから始めてみてください。
